九州独特の味噌

麦味噌は九州全域と山口県、愛媛県で多く使用される独特な味噌です。これら地域の農家では、各家庭で麦味噌が作られていたことから、「田舎味噌」とも呼ばれます。特徴は、米味噌に比べて塩分が低く、麹を使う量が多いので旨味が強くて香りも豊かです。


お味噌汁に味噌を溶くときは

米味噌や豆味噌はお玉にとった味噌を菜箸でかき混ぜてそのまま溶いていきますが、麦味噌の場合は味噌こしを使うと良いでしょう。麦味噌は味噌が溶けた後も残る麦の繊維、いわゆる「味噌かす」が含まれています。味噌をこすことで、味噌汁の口当たりがよくなります。


郷土料理にチャレンジ

麦味噌を使った郷土料理には、さつまいもや大根、ニンジンなどの根菜類と鶏肉を出汁で煮込んで麦味噌を加えた鹿児島県の強度料理、薩摩汁、そして練った小麦粉を平らにちぎった団子（だご）と根菜類を出汁で煮込んで麦味噌を加えた熊本県の郷土料理、だご汁（だんご汁）などがあります。
麦味噌を使って郷土料理にチャレンジしてみてください。

薩摩汁

だご汁（だんご汁）


麹の量が多いので発酵しやすく、黒く変色しやすいですが、品質上は問題はありません。
不二家の味噌は生産に限りがありますので、大量にご注文の際には事前にお問い合わせください。

■内容量　：1kg
■賞味期限：６ヶ月
　　　　　　賞味期限を長く過ぎると発酵が進んで色が黒ずんだり、
　　　　　　風味が変化することがあります
■保存方法：直射日光を避け、冷暗所にて保存してください
詳しくは当店HPで。